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文化議連会長よりご挨拶

町田市文化芸術振興議員連盟　会長　おさむら敏明


「市民に発信し続ける文化協会」　

 日頃は町田市文化芸術振興議員連盟に深いご理解を頂き心よりお礼申し上げます。
　新井会長を中心に貴役員と定期的に開催しております意見交換は、私達文化議連にとりまして町田市の文化活動を理解するうえで、また、私達文化議連の課題でもある、将来を見据えた町田市の文化振興策の検討、議論するうえで大変参考になり誌面をお借りして感謝申し上げます。引き続きご指導賜りますようお願い致します。今回寄稿させて頂く機会を頂きましたので「市民に発信し続ける文化協会」と題し寄稿させて頂きます。
　これまで文化協会全体としての事業は、さくらまつりへの参加、町田市民文化祭”秋の催し”、”春の催し”などが主な事業でありましたが、須藤会長時代に新庁舎にモニュメント「こもれび」の設置事業が提案され市民有志のご支援を頂き設置することが出来ました。このような事業は初めての事、文化協会が発信し主体となり完成を見ることが出来ました。
　野中会長時代は、ポプリホールの活用により鶴川地区の皆さんにも町田の文化を発信する事が出来、文化活動の範囲が拡大されたことは大変喜ばしい事であります。
　また、長年の懸念であった文化交流センターでの展示会も「美をひらくマチダシリーズ」の開催により、回を重ねるに至っております。「美をひらくマチダシリーズ」は文化協会に所属していない市内在住および市外で活動している作家の方々にも町田での発表の機会を、という思いもあり、今後文化協会が発信する事業として発展していくものと確信しております。いずれも三橋國民先生のご指導ご協力の賜物だと思います。
　新井会長は「美をひらくマチダシリーズ」の継承と共に、文化協会の法人化に取り組み、揺るぎのない団体として一般社団法人町田市文化協会として新たなスタートを切りました。
　また、先に文化協会所属団体に行った現状と活動についての調査結果を踏まえ、文化協会が市民に何が発信できるか、市民の皆さんが文化協会に何を求めているか、市民意識調査、分析が急がれている時期に来ていると感じているところです。現在は役員の方々、所属団体の活発な活動により成果が出ておりますが、将来に亘り安定した運営、事務所機能の充実など課題は有ります。
　事務所機能の充実につきましては、これまでの文化協会の資料等を持ち回りで会長が保管管理している現状を考慮すると一日でも早い事務所設置が求められていると思います。また、自主事業の試みも期待される時期に来ていると思っているところです。文化協会として市民に発信できる自主事業を期待し、私ども市議会文化芸術振興議員連盟もパイプ役として努力して参ります。


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